注目のお祭り
12月の民俗行事として、大晦日の夜に行われる秋田県の男鹿のナマハゲは有名です。ユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」にも認定されています。
「来訪神」とは、正月やお盆など、一年の節目に人間の世界を訪れ、怠け者を戒めたり、魔を祓い幸福をもたらしたりするとされる神々を指し、地域によってその仮面と仮装はさまざまです。
「来訪神:仮面・仮装の神々」に認定されている民俗行事
12月 甑島のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)
12月 男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)
1月 能登のアマメハギ(石川県輪島市・能登町)
旧暦9月 宮古島のパーントゥ(沖縄県宮古島市)※上野野原地区 旧暦12月下旬
1月 遊佐の小正月行事(山形県遊佐町)
2月 米川の水かぶり(宮城県登米市)
2月 見島のカセドリ(佐賀県佐賀市)
1月 吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)
旧暦8月 薩摩硫黄島のメンドン(鹿児島県三島村)
旧暦7月 悪石島のボゼ(鹿児島県十島村)
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11月15日から17日に行われる大分県たけた竹灯籠「竹楽」は、里山保全百年計画でスタートした催し。日が暮れる頃、風情豊かな城下町に2万本の竹灯籠を灯し幻想的な世界を演出。軽音楽ライブが楽しめ、屋台村が出店し郷土料理も味わえる。灯籠まつりは https://t.co/AqiHSBcQ2N で検索!#竹楽 pic.twitter.com/KNwNEjml0U
— お祭りりんく (@omaturilink) November 4, 2024
11月19日と20日に開催の群馬県桐生西宮神社のえびす講は、商売繁盛を願う多くの参詣者により歩くのも困難な程の賑わいをみせる。今年から「福男選び」が行われる。20日午前6時にスタートし神社の石段を駆け上がる。距離は約230メートル。 https://t.co/AqiHSBcQ2N で検索!#えびす講 pic.twitter.com/1GJXRevBV3
— お祭りりんく (@omaturilink) November 4, 2024
11月23日に行われる長野市長野えびす講煙火大会は全国的にも珍しい晩秋の夜空を彩る豪華絢爛で芸術性が高い花火大会です。長野の煙火の歴史は古く伝統ある大会で全国屈指の煙火師が技を競い合います。有料観覧席有り。伝統の花火は https://t.co/AqiHSBcQ2N で検索!#長野えびす講煙火大会 pic.twitter.com/3cT1HoflYR
— お祭りりんく (@omaturilink) October 21, 2024
10月26日から1月13日まで開催の千葉県大山千枚田棚田のあかりは1万本のLEDライトで棚田をライトアップ。房総鴨川の秋から冬の風物詩。15分毎に橙・青・緑・紫と変化し幻想的な雰囲気を楽しめる。ライトアップはお祭りりんく https://t.co/AqiHSBcQ2N で検索!#大山千枚田棚田のあかり #お祭りりんく pic.twitter.com/lZHNVamZRf
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11月1日から3日に行われるとちぎ秋まつりは小江戸の粋を感じさせる栃木県栃木市最大の祭りで2年に1回開催。見事な彫刻と金糸・銀糸の刺繍をほどこした絢爛豪華な人形山車とともに囃子が競演する「ぶっつけ」で祭りは最高潮。山車の祭りは https://t.co/AqiHSBcQ2N で検索!#とちぎ秋まつり pic.twitter.com/LTXsCPBMBG
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鹿児島を代表する民謡おはら節や鹿児島ハンヤ節に合わせ2万人を超える踊り子が舞い踊る南九州最大のお祭り「おはら祭」は11月2日・3日に行われる。軽快な三味線の音色にのせて披露される華やかな踊りの数々に会場は大盛り上がり! 踊り・おどりは https://t.co/AqiHSBcQ2N で検索!#おはら祭 pic.twitter.com/NN95gfGgHj
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出雲地方では太鼓のことを鼕 (どう) という。10月20日に行われる松江祭鼕行列は揃いの法被姿の子ども達が直径1.2から1.8メートルの大きな鼕をのせた鼕山車屋台をひき、市中に勇壮な鼕の音を響かせる。太鼓祭りはお祭りりんく https://t.co/AqiHSBcQ2N で検索!#松江祭鼕行列 #お祭りりんく pic.twitter.com/3RwphrHWMO
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10月19日・20日に行われる埼玉県川越まつりは、精巧な人形を乗せた絢爛豪華な山車が町中を曳行し、向かい合う数台の山車がお囃子と踊りで競演する「曳っかわせ」で盛り上る。とくに夜の曳っかわせは最高潮。山車祭りはお祭りりんく https://t.co/AqiHSBcQ2N で検索!#川越まつり #お祭りりんく pic.twitter.com/2iiFoC8E5P
— お祭りりんく (@omaturilink) October 1, 2024
やおよろずの神々が、岩戸の奥に隠れてしまった天照大神を外へ出そうと、岩戸の前で盛大な宴を行った結果、ついに天照大神は岩戸から顔を出し、国中に光が戻りました。 この「宴」こそが、現在の祭りの起源になっていると言われています。
日本のお祭りはもともと神様に感謝することと祈願することが目的で始まった行事で、神様とは神道または仏教あるいは 土着の神様のことです。
年1回の晴れの日に賑やかなお祭りに参加して全てを発散し、明日を生きる活力の源にしてください。
お祭りには動の「あそび」と静の「儀式」の2面があり、動のにぎやかさだけではなく、静のおごそかな面も楽しく観ることです。
現在のお祭りは神様とは関係のないスタイルがあります。例えば、地域おこしの市民祭り、雪まつりや桜まつりなど季節をもとにするもの、昔の時代を再現するもの、カーニバルに代表される外国から来たお祭りなど。今では人々を結び付けるのに欠かせないものとなっています。
いろいろな お祭りの種類 ごとに分けて表示しているページもありますので、日本各地の有名なお祭りを紹介するこのサイトで魅力あるお祭りを探して見てください。
<参考にさせていただきました書籍>
高橋秀雄,『祭り ふるさと東日本』,株式会社 そうよう,2000年
高橋秀雄,『祭り ふるさと西日本』,株式会社 そうよう,2000年
合田一道,『日本の奇祭』,株式会社 青弓社,1996年