福岡県 の宗像大社で10月1日に行われる みあれ祭 は航海安全や大漁などを願って行われる祭礼です。
熊本県 人吉球磨地方最大の秋祭りである青井阿蘇神社の おくんち祭 は10月3日から11日まで開催される。
秋の九州のお祭りに注目!
水稲文化と仏教文化とは異なる北方文化である先住民族文化のアイヌ文化が北海道の特色で、加えて開拓により持ち込まれた本州の神社の祭礼行事やそれぞれ故郷にあった芸能行事が継承されています。これとは別に歴史的に新しい町や村が作られたこともあり新しいユニークなお祭りが数多くあります。
1月 佐女川神社の寒中みそぎ祭りは厳寒の中で行われる寒中みそぎです。四人の選ばれた若者が弁天・山の神・稲荷・別当の四体の御神体を抱いて厳寒の海に駆け込む。1月の北海道の寒さは想像を絶するものがある。まさに北海道ではこの地にだけ伝えられる壮絶な禊の神事です。
千歳・支笏湖氷濤まつりは国内有数の透明度を誇る支笏湖の湖水を吹きかけて凍らせた大小さまざまな氷のオブジェが立ち並び、昼間は支笏湖ブルーに輝き、夜は色とりどりのライトに照らされて、訪れた人を幻想的な世界へ誘います。氷の滑り台、長靴で滑るリンク、馬に乗って会場を回る引き馬体験などは子どもに人気があります。
北海道を代表する層雲峡の冬の一大イベント、層雲峡氷瀑祭りの「氷瀑」とは、滝から流れる水が凍ることを意味します。滝が凍るほどの極寒の自然を最大限に生かして作られた大小さまざまな氷のオブジェが立ち並び、暗くなると色とりどりにライトアップされ、圧巻の幻想的な風景を作り出します。
厳寒の2月に開催される登別温泉湯まつりは、豊富な湯量と多彩な泉質を誇る「湯」への感謝と、お湯が尽きる事のないよう繁栄と無病息災の祈りを込めたお祭りで、温泉街を鬼が厄払いをしながら練り歩きます。伝統芸能「湯鬼神かぐら」や、「子宝もちつき舞」などもあるが、メインイベントは源泉湯かけ合戦です。下帯姿の若者がドラの音とともに激しく豪快に湯をかけあい、会場は熱気と湯気に包まれます。
新しい祭りを代表する、札幌市の大通り公園で開かれるさっぽろ雪まつりの、雪によって作られる雪像は、奇抜な着想、すぐれた造形、大規模の構築が評判を呼び地元だけでなく観光客も呼び込む祭りになっていますが、もとは除雪作業を奨励するために始まったと言われています。
網走市のあばしりオホーツク流氷まつりは氷の祭典です。2月のオホーツクの流氷はよく知られているが、これを観光資源として活用したのがこの祭りで、昭和41年からはじめられています。流氷の自然美もさることながら、市内に大小さまざまの氷像が立ち並んでいるのも壮観です。
6月 高知のよさこい祭りの躍動感に感動して立案されたYOSAKOIソーラン祭りは「鳴子」と北海道の民謡「ソーラン節」をミックスさせて踊る一大イベントです。色とりどりの衣装を纏った踊り手が鳴子を鳴らし、ソーラン節のメロディに合わせてダイナミックな踊りを披露します。大通公園を中心として市内各所に会場が設置され、街は熱気に包まれます。
7月 明治39年(1906年)、地元のご住職が灯ろうを湖面に流し、湖の遭難者を供養したことから始まった大沼の夏の風物詩大沼湖水まつりは、大沼湖面に多数の灯ろうを浮かべ、水難者、新亡者、先祖供養のために行われる伝統の灯ろう流しをはじめ、花火大会、子供向けイベントなどがあり、ご家族でも楽しむことができます。
オロチョンの火祭りは、神と語り通じ合えるという司祭(シャーマン)が登場し、採火式を執り行うところから始まります。シャーマンはかがり火を炊きながら、先住の北方民族であるモヨロ貝塚人(オロッコ・ギリヤーク民族)の魂を慰め、豊穣を願い祈りを捧げ、北方民族の衣装で着飾った人々が、タイマツをかかげながら行進し踊ります。夜空に立ち上る炎のパワーを感じながら、先住民の慰霊と地元の豊穣を祈願して行われる祭りです。
7月の終わり おたる潮まつりは、小樽の歴史や文化を次世代に伝承し小樽の発展を祈念する契機として始まったお祭りで、小樽の夏を代表する一大イベントとなっています。市内企業・団体などによる踊りパレード「潮ねりこみ」、みこしパレードなどアトラクションも数多く催されます。祭りのメインイベント、大花火大会は多くの市民や観光客でにぎわいを見せ、小樽港に打ち上げられられる迫力満点の花火が人々を魅了します。
8月 函館市街地の3分の1を焼き尽くした大火からの復興ムードを盛り上げるために始められた、函館の夏を盛り上げる函館港まつりは、北海道内最大規模の「道新花火大会」に続いて、各種イベントの催しや屋台がずらりと並び、市内一円がお祭りムード一色になります。約2万人の市民が参加するパレード「ワッショイはこだて」は、歩行者天国を練り歩き大いに盛り上がります。
帯広の街中が熱く盛り上がるおびひろ平原祭りは、観客が十勝の恵み「小麦」をみこしに投げ入れる「黄金穂投げ入れ」、十勝産小麦のパンをみこしからまく「夢パンまき」、各地から太鼓演奏チームが集結する「平原・太鼓まつり」の迫力ある太鼓の演奏、多くの市民が浴衣や個性豊かな衣装で「北海盆唄」の生演奏に合わせて踊り歩く「おびひろ盆踊り」などが知られています。
登別温泉には年に一度、地獄谷の地獄の釜のふたが開き、閻魔大王が大勢の赤鬼・青鬼を従えて温泉街に現れるという物語が、古くから息づいています。登別地獄まつりは、まさしく、その赤鬼・青鬼が乱舞し、鬼踊りの大群舞が温泉街の目抜き通りを踊り歩く祭りです。
9月 松前城下を中心に古くから行われている松前神楽は東北地方に伝わる山伏神楽ですが、松前藩が若狭の武田氏出身であり、京都の吉田神道などの影響もあって独自の曲目を併せ持つ神楽となっているのが特色です。
10月 阿寒湖のまりも祭りは、絶滅危機の国の特別天然記念物のまりもを保護する目的で昭和25年から開催されているお祭りです。「まりもを迎える儀式」や阿寒湖に丸木舟を浮かべ、アイヌの人々がマリモに「マーリモ ホープニナー ホープ クンケー ヘーツイ(マリモ 起き上がりなさい マリモ 旅立ちなさい)」と歌いながら阿寒湖へ向かい、丸木舟に載せられたマリモが湖水に還す「まりもを送る儀式」などの古式ゆかしい厳粛な儀式が行われます。タイマツ行進やアイヌ民族舞踊の競演なども見どころです。
北海道の花は ハマナス
北海道の鳥は タンチョウ
北海道の木は エゾマツ
(北海道の公式ホームページ)