お祭りリンク 東京都の有名なお祭り

   

福岡県 の宗像大社で10月1日に行われる みあれ祭 は航海安全や大漁などを願って行われる祭礼です。

       

熊本県 人吉球磨地方最大の秋祭りである青井阿蘇神社の おくんち祭 は10月3日から11日まで開催される。 

       

秋の九州のお祭りに注目!

開催日開催地お祭りYouTubeWikipedia
1月1日から7日
墨田区隅田川七福神めぐり
墨田川七福神
隅田川七福神
1月2日・ 3日
昭島市拝島大師ダルマ市
拝島大師 だるま市
拝島大師
1月3日青梅市太占祭
御岳神社の太占祭
武蔵御嶽神社
1月8日
台東区鳥越神社 とんど焼
東京鳥越神社 どんど焼き
左義長
1月12日青梅市青梅だるま市
青梅ダルマ市
青梅市
1月と12月の15日・16日世田谷区世田谷のボロ市
世田谷ボロ市
ボロ市
1月28日日野市高幡不動尊 だるま市
ダルマ市 高幡不動尊
金剛寺 (日野市)
1月下旬から3月下旬
大島町伊豆大島椿まつり伊豆大島椿まつり
伊豆大島
2月上旬から3月上旬文京区湯島天神 梅まつり
湯島天神 梅まつり
湯島天満宮
2月11日
板橋区徳丸北野神社の田遊び
徳丸北野神社田遊び
北野神社 (板橋区)
3月1日から2日檜原村御とう神事(檜原村公式ホームページ)
檜原村 春日神社 御とう神事
檜原村
3月3日・4日
調布市深大寺だるま市
深大寺 だるま市深大寺
3月第2日曜日八王子市高尾山火渡り祭
高尾山火渡り祭高尾山薬王院
3月18日と10月18日台東区金龍の舞
浅草寺 金龍の舞
台東区
4月第2土曜日檜原村大嶽神社例大祭
大嶽神社例大祭
4月第2週の土曜日台東区浅草観音うら一葉桜まつり
浅草観音うら一葉桜まつり花魁
4月の第4日曜日
練馬区照姫まつり
照姫まつり
照姫 (豊島氏)
5月2日・3日
青梅市青梅大祭青梅大祭青梅大祭
5月2日・3日渋谷区明治神宮 春の大祭
明治神宮春の大祭
明治神宮
5月3日から6日
府中市くらやみ祭りくらやみ祭りくらやみ祭
3年に1度 5月5日世田谷区浄真寺 二十五菩薩来迎会二十五菩薩来迎会菩薩
5月8日青梅市日の出祭日の出祭日の出
5月上旬台東区下谷神社例大祭
下谷神社例大祭下谷神社
5月11日から13日
杉並区妙法寺 法華千部会
千部会大法要妙法寺 (杉並区)
西暦奇数年5月中旬
千代田区神田祭神田祭神田祭
5月第3週の金・土・日曜日
台東区三社祭三社祭三社祭
5月20日前後の土・日曜日
中央区東京みなとまつり東京みなと祭東京港
5月下旬の3日間中央区東をどり
東をどり東をどり
6月2日・ 3日
荒川区素盞雄神社 天王祭
素盞雄神社( 天王祭 )素盞雄神社 (荒川区)
6月上旬台東区鳥越まつり
鳥越祭鳥越神社
西暦偶数年6月中旬
千代田区山王祭山王祭
山王祭 (千代田区)
7月7日を囲む5日間
台東区下町七夕まつり
下町七夕まつり下町七夕まつり
7月6日から8日台東区入谷朝顔まつり(台東区公式ホームページ)
入谷朝顔まつり入谷朝顔まつり
7月上旬の土・日曜日福生市福生七夕まつり
福生七夕まつり福生七夕まつり
7月9日・ 10日
台東区四万六千日・ほおずき市
四万六千日 ほおずき市浅草寺
7月14日
大田区厳正寺 水止舞
厳正寺 水止舞厳正寺
7月20日前後の3日間
調布市深大寺鬼燈まつり深大寺鬼燈(ほうずき)まつり
深大寺鬼燈まつり
7月20日
府中市大國魂神社 すもも祭
大國魂神社 すもも祭大國魂神社
7月下旬の土曜日
港区三田納涼カーニバル
三田納涼カーニバル港区 (東京都)
7月下旬の土曜日
新宿区新宿エイサーまつり新宿エイサーまつり新宿区
7月最終土曜日台東区隅田川花火大会 隅田川花火大会隅田川花火大会
8月6日・7日
中央区住吉神社例大祭(佃祭)佃島 住吉神社例祭住吉神社 (東京都中央区)
8月7日が中日の5日間杉並区阿佐谷七夕まつり
阿佐ヶ谷 七夕まつり阿佐谷七夕まつり
8月第1金・土・日曜日
八王子市八王子まつり
八王子まつり八王子まつり
8月中旬の土曜日台東区隅田川のとうろう流し隅田川のとうろう流し隅田川
8月14日・ 15日新島村新島の大踊り
新島村 若郷の大踊り
新島
8月15日前後
江東区深川八幡祭り
富岡八幡宮 水かけ祭り深川祭
8月25日の直前の日曜日稲城市江戸の里神楽
江戸の里神楽
江戸の里神楽
8月下旬の金・土曜日
豊島区東京大塚阿波おどり
東京大塚阿波おどり豊島区
8月下旬の土・日曜日
府中市けやきフェスタ(よさこいin府中)
けやきフェスタ
ケヤキ
8月下旬の土・日曜日
杉並区東京高円寺阿波おどり高円寺阿波おどり東京高円寺阿波おどり
8月の最終土曜日
台東区浅草サンバカーニバル浅草サンバカーニバル浅草サンバカーニバル
8月の最終土・日曜日
渋谷区原宿表参道元氣祭・スーパーよさこい原宿表参道元氣祭スーハ゜ーよさこい原宿表参道元氣祭・スーパーよさこい
9月8日・9日あきる野市しょうが祭り
二宮神社秋季例大祭(生姜祭り)
二宮神社 (あきる野市)
9月第2日曜日奥多摩町小河内の鹿島踊(奥多摩町公式ホームページ)小河内の鹿島踊
小河内の鹿島踊
9月第3土・日曜日
渋谷区金王八幡宮例大祭
金王八幡宮例大祭
金王八幡宮
9月25日直近の土・日曜日国立市谷保天満宮例祭
谷保天満宮例大祭
谷保天満宮
9月29日直近の土・日曜日日の出町下平井の鳳凰の舞
下平井の鳳凰の舞鳳凰の舞
9月下旬の土・日曜日豊島区ふくろ祭り
ふくろ祭り
9月最終の土・日曜日
品川区しながわ宿場まつり
しながわ宿場まつり
品川宿
10月上旬の日曜日葛飾区柴又八幡神社 神獅子舞
献饌の道行き・昇殿・猿田彦
柴又八幡神社
10月11日から13日大田区池上本門寺 お会式池上本門寺 お会式池上本門寺
10月中旬の土・日曜日江東区木場の角乗木場の角乗
10月中旬の土・日曜日
豊島区東京よさこい
東京よさこい
YOSAKOI
10月17日八王子市高尾山薬王院 秋季大祭
高尾山薬王院 秋季大祭
高尾山
10月19日・ 20日
中央区べったら市
べったら市
べったら漬
10月下旬の土曜日東村山市久米川阿波踊り大会
総踊り 久米川阿波踊り大会
東村山市
11月の酉の日台東区鷲神社 酉の市
酉の市 浅草・鷲神社
酉の市
11月上旬の土・日曜日
港区ドリーム夜さ来い祭り
ドリーム夜さ来い
12月14日
港区泉岳寺 赤穂義士祭泉岳寺義士祭
義士祭 (東京都港区)
12月17日から19日
台東区歳の市(羽子板市)浅草歳の市(羽子板市)
羽子板

東京の江戸時代のキャッチフレーズは「火事と喧嘩は江戸の華」というのがあり、これとともに江戸を代表するのが「江戸の祭り」でした。ですのでビルの立ち並ぶ町中でも、お祭りの季節になると賑やかに祭り囃子が響きわたる様は風情があります。
東京のだるま市として、まず、お正月に行われる昭島市の拝島大師だるま市は蚕の病気除けにだるまが効くと言われて盛んになった、全国で最も早いだるま市です。はじまりは江戸末期に逆のぼるという伝統を誇り、大小さまざまな真っ赤なダルマさんが並ぶ様は壮観そのものです。12日にはJR青梅線「青梅駅」前で青梅だるま市が行われます。旧青梅街道沿いに約300店の露店がずらりと並び、古いまち並みとマッチした風情が感じられます。だるま市会場エリア内には、懐かしい昭和の雰囲気が楽しめる「昭和レトロ商品博物館」もあり、だるま市とあわせて楽しめます。
太占祭(ふとまにまつり)は、正月三日、青梅市の御岳山頂上の御岳神社で行う神事です。男鹿の肩骨を斎火で焙り、できた割れ目の位置でその年の農作物の豊凶を占います。その占いによって現れた良い・悪いの結果を神に奏上して、良いものならなお良いものに、悪いものなら良いものに転換して貰うために祈願する祭りです。我が国最古の占いの形式で、稲、粟、黍、じゃがいも、にんじんなど二十数種類を占い、結果は当日午後には頒布されるので誰でも入手できます。
世田谷を代表する伝統行事として、世田谷のボロ市は400年以上も続いています。1キロ余りのボロ市通りの両側や路地には衣類や古道具、骨董品、日用雑貨など約700店の露店が所狭しと並び、現在では古本や中古ゲームソフトを売る店もあり、掘り出し物を求めて毎年多くの人々で賑います。
2月 徳丸北野神社田遊びは農作業に入る前に豊かな実りをあらかじめ祝福する予祝(よしゅく)と呼ばれる民俗芸能の一種で、社殿の前にモガリという忌竹を四方に立てたニ間四方の庭を用意し、苗代の数を調べる「町歩調べ」で始まり、太鼓の音や囃子歌の調子に合わせて四方に向かって種をまく「種まき」など、唱え言葉や所作により、収穫に到るまでの稲作の一連の作業を模擬的に演じて、その年の五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する祭りです。
3月 檜原村の春日神社に伝わる御とう神事は、神人共食の古い祭りの形式を伝えています。祭りの当日、午前零時になると、神饌を調理する関係者が秋川渓谷に走り下って禊をし、神社へ戻って火打石で火をおこし、大釜で米飯を焚く。炊き上がった米飯を木椀に大高盛りにして神前に供え、氏子にもこれを分配する古風な祭りです。
深大寺山門の紅梅白梅が見ごろを迎える頃、諸願成就の大護摩供にあわせて境内では大師様のご威力にあやかる深大寺だるま市が開かれます。100店以上のお店がでて、あざやかな朱色のだるまなどが並ならびます。
山伏先達が境内で諸悪諸業皆滅の護摩焚きの行事を終えて、まだ燃え残っている火の上を素足で踏んで、身体に付いている悪を一切、火で焼き尽くして貰おうと呪文を唱えながら往復する。余炎立ち登る赤い火を踏んでも一向に火傷しないのが不思議です。この高尾山火渡り祭は、この火渡りに、信者のほかに一般の方も参加できます。
浅草寺の金龍の舞は観音縁起に因んで、昭和33年10月昭和本堂が落慶した際、浅草観音慶賛会が後生に永く伝える記念行事として創始奉納したものです。長さ5メートル、重さ80キロの金龍が、総金箔の鱗を輝かせながら舞う姿は壮麗で宗教的意義が高く浅草名物行事の一つです。
4月 山間の道を爽やかな笛の音とともに、神輿の行列が練り歩く檜原村の大嶽神社例大祭は素朴な情景が見られる祭りです。正午頃出発する神輿には、万灯、榊、鉾、笛、太鼓の行列と子供神輿が付きます。秋川沿いの白倉、大沢、中里の3集落を1日がかりで回り、午後8時頃に社務所に帰社します。
5月 府中市大國魂神社のくらやみ祭りは神聖な物は肉眼では見てはだめとされ、神輿(神の魂)を見ることが出来ない暗闇のなかで、神輿を一夜を明かされる御旅所まで運びました。今日では、ちょうちんの明かりで灯され、国内外から訪れる観光客を魅了する祭りです。
世田谷区の浄真寺 二十五菩薩来迎会は、仏菩薩の面をかぶって練り歩き、仏菩薩が来迎する様子を現す民俗芸能で、3年毎に浄真寺で行われています。この世を表す本堂と極楽浄土を表す上品堂との間に、この日だけ架けられた橋を、信者は観音・勢至菩薩など二十五菩薩のお面をつけて往復する。二十五菩薩に扮してこの行事に参加した人は極楽往生できるといわれています。
日の出祭は武蔵御嶽神社の神職たちが、烏帽子に狩衣、浅沓(あさぐつ)という装束に正装し、楽師隊が笙や篳篥を奏でながら、ほら貝も響き渡る、雅な神事です。神輿や、鎧武者やお稚児さんなど、100人余りに及ぶ荘厳な大行列で、山頂に着くと社殿内での神事が執り行われます。500年以上脈々と続いてきた歴史ある神事で、もとは山伏の入峰の儀式が起源といわれています。
神田祭とは神田明神の祭りです。祇園祭、天神祭とともに日本の三大祭りの1つとされています。三基の鳳輦を中心にした神幸祭の行列が練り歩きますが、100基の町内神輿が宮入をするために、威勢よく境内へ繰込むのが壮観です。神幸祭の見どころの1つに、「附け祭」と呼ばれる江戸時代の文化芸能を多様に採り入れた踊り屋台、疋き物、仮装行列からなり、各氏子町会で競い合って毎回テーマを変え、見物人を楽しませる行列です。
三社祭は浅草神社の祭りです。東京の祭りは、神輿の渡御を中心とする祭りが多いが、その中で、最も賑わいをみせるのが三社祭です。百を超える町内神輿の連合渡御もあるが、最高の盛りあがりをみせるのは、巨大な三基の本社神輿の宮出しです。担ぎ手と見物人で埋めつくされた境内は、まさに興奮のるつぼと化すのです。
料亭と芸者衆で構成される新橋花柳界、芸の新橋と呼ばれる芸処です。その艶やかな芸者衆が三味線の音色に合わせ舞台で優雅に舞い、唄と踊りでつくる華の舞台が東をどりです。大正14年(1925年)、新橋芸者の芸を発表する場として建てられた新橋演舞場。その開場記念、こけら落とし公演が東をどりの始まりでした。
6月 鳥越神社の鳥越まつりはたくさんの町会神輿が登場し、子供神輿や山車も町内を練り歩き、はっぴを着た子供たちのかわいくも勇ましい姿と出会えます。神社の宮神輿は、約4トンの重さがあるといわれる千貫神輿(せんがんみこし)で、巨大なお神輿であると同時に、担ぎ棒が短いため担ぎ手一人一人への負荷が大きいことが特徴です。神輿の宮入り道中は「鳥越の夜祭り」と呼ばれ、千貫神輿のまわりの提灯に灯がともり、神秘的で荘厳な雰囲気となります。
日枝神社の山王祭は、「神田祭り」と隔年で行われます。二基の鳳輦、一基の神輿、六隻の山車が、銀座や八重洲など氏子町内を巡幸する。高層ビルが立ち並ぶ中を王朝衣装の人々が練り歩く姿は、現代といにしえの時が交錯する不思議な景色です。
7月 下町情緒があふれる七夕祭り、下町七夕まつりは浅草六区の西から道具街を横切り、上野にかけて1.2キロ続く「かっぱ橋本通り」にて毎年催されるおまつりです。商店街の方々や福祉作業所の方々による手作りの大玉や吹き流しが、通りを華やかに彩り、飲食販売の模擬店が並び、パレードや踊り、ストリートパフォーマンスなども行なわれてとても賑やかです。夜はライトに照らされた七夕飾りがキラキラと輝き、ライトアップされた東京スカイツリーを背景に幻想的な光景が見られます。
日本最大の朝顔市といわれる入谷朝顔まつりは、毎年7月6日から8日の3日間、「恐れ入谷の鬼子母神」で知られる入谷鬼子母神の境内に、夏の花として多くの人々に愛され続ける朝顔が所狭しと並べられます。 江戸時代から続いていたものが大正時代に一度途切れたものの、戦後の世を明るくしようと昭和23年より再開されました。現在では東京・下町の夏の風物詩として多くの人々に親しまれ、期間中は40万人が訪れます。
四万六千日は観音菩薩の縁日の一つで、この日に参詣すると四万六千日参詣したのと同じ功徳が認められるとされていますが、その四万六千日にほおずき市が開かれます。そもそもほおずき市は、芝の愛宕神社の縁日に始まり、「ほおずきを水で鵜呑みにすると、大人は癪を切り、子どもは虫の気を去る」といわれるなど薬草として親しまれてきました。その愛宕神社の縁日は四万六千日と呼んでいたのですが、やがて四万六千日ならば浅草寺が本家本元とされ、ほおずきの市が浅草寺境内にも立つようになり、かえって愛宕神社をしのぎ盛大になったと伝えられています。
厳正寺 水止舞は、雨が止むことを祈願して三匹獅子舞が舞われる。雨乞いのため踊られる獅子舞は多いが、水止めを祈願するのは珍しいことです。寺伝では、永享元年(1429年)、武蔵国一帯が大旱魃になった時、厳正寺二世法密上人が祈祷して雨が降ったが、翌々年には長雨となって洪水の被害が出た。そこで上人は三匹の龍頭の獅子を作って農民に舞わせたところ、たちまち雨が止んだ。そしてこれが水止舞として伝承されるようになりました。
大國魂神社のすもも祭は粟飯とすももが神饌として捧げられ、神社からは「烏団扇」が配布され、参道の露店ではすもも市と称してすももが売られる。「烏団扇」は、その風によって害虫を追い払うとともに、疫病をも除けることができるとされ、すもも祭は夏の虫送りと疫病送りを祈る祭りです。
8月 住吉神社例大祭(佃祭)の3年に一度の大祭では、八角御輿の宮出し、獅子頭の宮出し、神輿を船に乗せて川を渡り地域を廻る船渡御が行われます。沿道から豪快に水が掛けられるたびに「オリャ!オリャ!」と勇ましい掛け声が響き、勇壮なお祭りとなります。
新島の大踊りは離島で踊られる盆の踊りとして特色があります。祝儀踊りと呼ばれるが、神霊を慰めるための祝いの踊りと言われ、盆行事と古風な神行事が結びついたものです。踊り子がカバと呼ぶ笠に色鮮やかな長い布を垂らして、誰が踊っているのか外からは分からない扮装も異様です。
富岡八幡宮 例大祭は深川八幡祭りと言われて、神田祭、山王祭とともに「江戸三大祭」の一つに数えられています。別名「水かけ祭り」とも呼ばれ、暑さが厳しい昼間は沿道から盛んに水が飛ぶのもこの時期の祭りならではです。見物客も一緒にびしょ濡れになり祭りは盛り上がっていくが。神輿が永代橋に差し掛かると、芸妓連による手古舞いやとび職達の江戸木遣りが神社まで先導していって渡御はクライマックスを迎えます。
東京の神楽を代表するのが江戸の里神楽です。埼玉の方から伝えられ元禄から文化文政の頃隆盛を極め、江戸の神楽師によって洗練され、江戸の庶民に親しまれて今日の里神楽になったのです。この神楽は、仮面をつけ、パントマイムで筋を進めるところであり、指先を巧みに使って表現力を増し、身体の動きにも工夫があって、黙劇でも物語の内容が理解できるのが特色です。この演技法には「壬生狂言」の影響があったといわれています。
近年東京で行われる阿波踊りとして杉並区高円寺で開催される東京高円寺阿波おどりと、JR大塚駅近くで行われる東京大塚阿波おどりがあります。いずれも地元の商店街の町おこしとして始まり、いまでは遠方からの参加者も多い東京の代表的な夏祭りとなり晩夏の風物詩として定着しています。
9月 あきるの三大祭りのひとつ「二宮神社例大祭」は別名しょうが祭りと呼ばれます。古くから地域で採れた葉根付きの生姜と里芋、「牛の舌」と呼ばれる餅の三品を、他の供物とともに神前に供えます。特に生姜は「二宮神社の生姜を食べれば、無病息災、厄除けになる」との噂が広がり、やがて境内に多くの店が並び始め、お祭り見物と生姜を求め多くの人が集うようになり、いつの間にか、しょうが祭りの愛称で親しまれるようになりました。
国立市の谷保天満宮例祭では、獅子舞行列に各町の万燈が繰り出されるが、各町が競い合って花万燈を作るので、特大のものは100Kg以上にもなる。これを一人で担ぎながら巧みに回転させての練り込みとなるのが壮観で、境内に入るとお互いに万燈をぶつけ合って壊し、見物人は花の付いた割竹を抜き取って持ち帰ります。
日の出町下平井地区の春日神社で奉納される下平井の鳳凰の舞は、高張提灯(たかはりちょうちん)を先頭に行列をつくって舞場へと向かい、はじめに奴姿の子供たちが、それぞれ歌舞伎を思わせる長台詞(ながぜりふ)を披露してから舞場に入って踊る奴の舞のつぎに、鳳凰の冠をつけた鳳凰役・小太鼓役のほか、軍配役などが大太鼓を中心に輪になって、大きな円を描いたりする、全身を使って勇壮活発に踊る鳳凰の舞を演じます。
10月 お会式は、仏教の宗派のひとつ「日蓮宗」の開祖である「日蓮聖人」の命日に池上本門寺で行われる法要です。毎年日本全国から信者が集まり、3日間様々な形で祈りが捧げられる。見どころは万灯練り供養。桜の花で飾った万灯を持った総勢約3000人が、池上駅周辺から本門寺までの約2キロの行程を練り歩く。毎年30万人もの参拝者が訪れ、深夜まで大人も子供も祭りを楽しむ事ができるので、露店と合せて秋の夜長を味わえます。
べったら市は日本橋の秋の風物詩です。名物のべったら漬けの露店20店ほどをはじめ、七味や飴細工などの約500店の露店で賑わいます。もとは、20日の恵比須講にお供えするものを売るための市だったが、ここで売られるべったら漬けが評判になり「べったら市」とよばれるようになった。この日は、仕事帰りの会社員や遠路訪れる観光客で、大伝馬町は遅くまでにぎわいを見せます。
冬の訪れを告げる恒例行事、鷲神社 酉の市は、11月の酉の日(十二支)に、来る年の幸を願い、開運招福・商売繁盛を願う祭りです。江戸時代から続く年中行事で、縁起物の熊手を購入し、商売繁盛、家内安全、金運アップに良縁成就の願いをかける。鷲神社に隣接する長國寺では災難よけの「火除守り」が特別授与されます。
12月 泉岳寺には赤穂浪士と浅野長矩夫妻の墓があり、主君の仇である「吉良上野介」を討ち取った12月14日の赤穂義士祭では、墓前で読経供養がなされ、全国から多くの参拝者が、忠義を尽くした義士の焼香に訪れます。義士行列や献茶式も行われ、また、境内には赤穂義士記念館があり、参道にも多数の露店が出て賑わいます。
浅草の年末を華やかに盛り上げる恒例行事、歳の市(羽子板市)は「江戸押絵」羽子板の他にも多くの伝統工芸品の店が建ち並び、装飾用の大きなものから子供用まで、さまざまな羽子板が華やかに飾られます。羽子板市は「邪気を跳ね返す板」として女の子の成長を願う風習からきており、現在のような形になったのは明治中期、毎年歳末に行われる「歳の市」の主要商品として、流行しだした羽子板を販売したのが始めとされています。

東京都の花は ソメイヨシノ
東京都の鳥は ユリカモメ
東京都の木は イチョウ
(東京都の公式ホームページ)

都の紋章・花・木・鳥・歌|東京都
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