注目のお祭り
7月30日から8月1日に行われる 大阪府 大阪市住吉大社の 住吉祭。31日の夏越祓神事では、神職や華麗に着飾った夏越女に続き一般参拝者も茅の輪(ちのわ)をくぐり、穢れや災いを祓う儀式が執り行なわれる。
7月28日から29日の 北海道 富良野市の 北海へそ祭り は、見るもよし!踊るもよし!飛び入り大歓迎の愉快なお祭り。お腹に図腹と呼ばれる顔を描き、お腹を出して街を練り歩き踊るユニークな真夏のお祭り。
7月26日から28日の 栃木県 那須烏山市 山あげ祭 の山は、特産の和紙を使用した大山・中山・前山・波・館などを配置。若衆の操作で場面が変化。「将門」「戻り橋」などの妖怪変化に変身する舞踊劇を上演する。
4月に始まった 福岡県 小郡市如意輪寺(かえる寺)の 風鈴まつり は桜やあじさい、新緑や紅葉などを楽しめる如意輪寺で夏を無事に越せるようにと数千個の風鈴が境内に飾られ、その音色は涼やか。8月31日まで。
香川県とは四国三郎称される吉野川が対面し、愛媛県、高知県とは四国山脈で囲まれている徳島県は、うずしおで知られる鳴門海峡をはさんで淡路島に接する航路や、紀伊水道を経て和歌山県に渡る海路も京阪神地方との交易に大切な役割を果たしてきたが、どちらか言うと、その閉鎖的な地形ゆえに、祖谷山地域が一例ですが、古くからの風俗、民俗文化が継承されてきました。
3月中旬 鯉のぼり 秘境大歩危峡を泳ぐは三好市の景勝地、大歩危峡(おおぼけきょう)の吉野川中流域の渓谷にワイヤーを張り、全国から送られてきた鯉のぼりを約100匹近くを吉野川の川面に泳がせます。吉野川を挟んだ両岸の岩は国指定の天然記念物に指定されていますので、そこに泳ぐ鯉のぼりの大群は一見の価値があります。
7月 美波町には、うみがめの保護のための日和佐うみがめまつりがあります。大浜海岸はアカウミガメが上陸して卵を産みつける場所ですが、いまではこの町の観光祭りとして広く知られるようになりました。浦島太郎と乙姫が登場するパレードがあり、大浜海岸で子がめを海に放流します。納涼花火もあり、この土地に定着した祭りです。
旧暦6月 西祖谷山村では西祖谷の神代踊が踊られる。この日は天満神社の夏祭りで境内の広場が踊り場になります。編み笠の男たちが一メートルほどの大太鼓を肩にかけ、これを打ち鳴らしながら十二種類の小歌を唄う。花笠をかぶった女性たちが扇を巧みに使いながら輪になって踊ります。古風を保った美しい踊りです。
日本一の盆踊り「阿波おどり」の盆踊り唄は「よしこの節」で、この唄は常陸の潮来地方からはやり出した「潮来節」が変化したもので、京都や大阪に出張した阿波藍の商人が持ち帰って阿波踊りの唄に仕立てあげたと言われています。ですので、阿波踊りの囃子唄「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃ損々」は阿波藍商人の損得にさとい商人根性を表しているようです。その阿波踊りは8月9日から11日に鳴門市阿波おどり、12日から15日に徳島阿波おどりが開催されます。日本を代表する祭りとして世界に、その名を知られている華やかな祭りです。
10月 三好市で行われるにし阿波の花火は西日本では最大規模を誇る約2万発の花火が打ちあがります。もともとは四国花火の発祥の地とされ、伝統ある阿波花火と、全国から有名な花火師が集い、最高の技術を駆使した現代の花火が織りなす競演が見どころです。
赤松神社吹筒花火は美波町の赤松地区に江戸時代後期から伝わる手作りの花火で、その花火が活躍するのが赤松神社の秋祭りです。吹筒花火の奉納は神社の境内で行われ、吹き筒から降りかかる火の粉をかぶり、掛け声に合わせて駆け回りながら、来年の豊作や家内安全を祈願します。奉納される花火は地区内の十数カ所で作られ集められたもので、吹き出す火の粉の美しさを競います。花火の基となる火薬の配合は各地区で異なり、他地区には秘密にされるそうです。
太鼓が出る美波町の日和佐八幡神社秋季例大祭は太鼓台に4人の打ち子が乗り込み、太鼓を勇壮に打ち鳴らす。神輿が出御すると大きな屋台が打ち子の打ち鳴らす太鼓に合わせて、境内でひと暴れしてから一気に大浜海岸へと向かう。海岸では各町内の八つの屋台が勢ぞろいして海岸を練り歩く、まさに勇壮な海の祭りです。
海陽町の大里八幡神社秋祭りは豪華な2隻の「関船」とだんじり5台が集まる祭りで、賑わいは県下一といわれるほどです。関船とダンジリは八幡神社に巡行するが、神社の近くになると鉦や太鼓がはげしく打ち鳴らされ、砂塵を上げて参道を駆け抜けるのが壮観です。
11月 同じ海陽町の轟神社の轟秋祭りは四国最大の轟の滝に神輿を運び、神輿と共に140段の急な石段を駆け下り、滝の奥へ飛び込んで身を清めるのです。秋の冷たい滝の水に心が洗われる気持ちになる祭りです。
徳島県の伝統芸能を代表するのは阿波人形浄瑠璃です。大成した大阪の人形浄瑠璃が淡路、阿波で独自展開をみせた。「傾城阿波の鳴門・巡礼歌の段」が徳島を舞台にしているので、徳島市河内町にある阿波十郎兵衛屋敷では一年を通して阿波人形浄瑠璃が見られるようになっています。
徳島県の花は すだちの花
徳島県の鳥は しらさぎ
徳島県の木は やまもも
徳島県の色は 藍色
(徳島県の公式ホームページ)