注目のお祭り
関西の春の訪れを告げる行事としては
まず、3月12日深夜に行われる、燃え盛る松明をもって堂内を駆け抜ける火の祭典、奈良の東大寺 二月堂修二会 (お水取り)がよく知られています。
滋賀では、琵琶湖東岸に春を呼ぶ近江八幡市日牟禮八幡宮の左義長まつり、西岸近江舞子に春の訪れを告げる比良の例祭、比良八講など。
京都では嵯峨野に春を告げる、お釈迦さまが入滅された日に勤める涅槃会に合わせた、清凉寺の嵯峨お松明式、この日には嵯峨大念仏狂言の公演もあります。
大阪で春の訪れを告げる花には、桜や梅などがあり、桜の名所は何と言っても、造幣局 桜の通り抜けです。
兵庫県は、但馬に春到来を告げる豊岡市出石町の出石初午大祭と養父市のお走り祭りがあり
和歌山では梅や桜、湯浅町のシロウオまつりなどが春の訪れを告げる風物詩として知られています。
群馬県
11月 秋の風物詩のひとつ関東一社桐生西宮神社のえびす講は、毎年11月19日と20日に行われ、商売繁盛・家内安全を願う多くの皆さんが参詣に訪れます。神社へ続く周辺の道路は、お宝や熊手といった縁起物などたくさんの露店が立ち並び、参道は歩くのも困難なほどの賑わいです。「福男選び」も行われる。
京都府
正月に「えべっさん」の名で親しまれる京都ゑびす神社の十日ゑびす大祭は日本三大ゑびす祭のひとつで、縁起物を求める人で大いに賑わいます。商売繁昌・家運隆盛の吉兆笹などが授与され、神楽殿では終夜、神楽の奉納が行われる。
大阪府
商人の町大阪にふさわしい正月の祭りが十日戎です。今宮戎神社は商売繁盛として信仰が篤い。福笹を手にした参詣客が境内にあふれ、「商売繁盛笹持って来い」の掛け声が響き渡ります。
兵庫県
1月 「えべっさん」の愛称で全国に広く知られている、西宮神社の十日えびすには毎年商売繁盛を願い百万人を超える参拝者で賑わいます。商売繁盛、家内安全を願う縁起物「吉兆」、「熊手」の授与販売、「運だめし」の福くじなどがあり、大マグロの奉納や有馬温泉の献湯、開門神事福男選びといった行事が行われます。とくに福男選びは、毎年数百人の足自慢が集い、大門が開くと同時に境内の参道約200メートルを本殿めがけて疾走する神事で全国的にも有名です。また、神戸市兵庫区の柳原蛭子神社 十日えびす大祭では、例年神戸中央卸売市場の大マグロや鯛やブリなどが奉納され、商売繁盛や福を求める参拝客で賑わいます。