注目のお祭り
これから夏場にかけて盛んに行われる鵜飼いは、飼いならした鵜(ウ)を使ってアユなどを獲る伝統漁法で夏の風物詩です。平安時代から貴族や武士などが鵜飼見物を行ってきた歴史があって、今でも各地で観光としての鵜飼が行われています。
5月11日から始まる岐阜県長良川の長良川鵜飼と関市の小瀬鵜飼で鵜飼いはスタートし、
5月下旬の土曜日(今年は25日)は富山市の売比河鵜飼祭があります。
5月20日から大分県日田市の水郷日田の鵜飼、
6月1日からは愛知県犬山市の木曽川鵜飼と広島県三次市三次の鵜飼と山口県岩国市の錦帯橋の鵜飼と愛媛県大洲市の大洲のうかいが始まる。
7月に入ると京都宇治市宇治川の鵜飼と京都嵐山の嵐山の鵜飼が始まり、
7月20日の山梨県笛吹市の笛吹川 石和鵜飼が始まると本格的な鵜飼いシーズンを迎えます。
1月 その仙台市の祭りは正月の松飾りやしめなわを焼納する正月送りの「ドンド焼き」大崎八幡宮 松焚祭は市内の造り酒屋の杜氏衆の裸詣りもあって境内は賑わいます。元々は、この時期に酒の仕込みを行う杜氏が、事故無く美味しいお酒ができるよう参拝したのが始まりとされています。この慣習は、江戸時代中期には定着していたそうです。
1月14日は おさきさん の名で親しまれ、地元の船乗りたちを中心に信仰を集める気仙沼市の 御崎神社どんと祭 があります。縁起物の郷土玩具 はじき猿や風車、さっぱ舟 などの露店が立ち並び、大勢の人出で賑わいます。
年の初めに稲の豊作を予め祝うことで、その年の豊作を願う芸能、秋保の田植踊は秋保地区の馬場・長袋(ながふくろ)・湯元の3地区に伝わる田植踊の総称です。踊り手は、華やかな花笠をかぶった早乙女を女子、道化役で口上役でもある弥十郎を男子、そして鈴振りを年少の男子がつとめ、稲作の様子を美しく振り付けた踊りを次々と踊ります。また、田植踊のほか数曲の余興踊も伝わります。
3月 日本三景松島の玄関口である塩竃市に鎮座する鹽竈神社の春の祭りの鹽竈神社帆手祭は塩竈さまの荒神輿として、300年間受け継がれてきた由緒深い祭です。重量約1トンの神輿を16名の白丁姿の若者が担ぎ、長い一直線の石段を駆けおりる勇壮さが見どころです。そのあとをきらびやかに着飾った稚児行列と清礎な巫が神輿に供奉して市内を練り歩きます。
4月 小迫の延年は「獅子舞」の悪魔祓いの舞から始まり、「献膳」と「御法楽」がある。さらに「入振舞」、「飛作舞」、「馬乗渡し」、「田楽舞」があるが、「飛作舞」で投げ出された扇子の奪い合い、「馬乗渡し」での流鏑馬の的と矢を奪い合うこと、「田楽舞」の笠の奪い合いなどは、手に入れた集落は豊作であるといわれ必死に奪い合いが行なわれてきたので、喧嘩祭とも呼ばれています。
春に強風が吹き下ろすことにより、大火が頻発したことから、風禍・火難から逃れようと祈願した祭りが火伏せの虎舞です。中国の故事「雲は龍に従い、風は虎に従う」に倣い、虎の威を借りて風を鎮めるべく、虎に扮して舞い踊りながら、色鮮やかな山車とともに練り歩きます。屋根の上で演じる虎舞に人気があります。
5月 大和町の船形山神社の梵天ばやいは梵天(ぼんてん)を奪い合い、これを授かった集落の者が、その梵天を小割にしてシデをつけてそれぞれの苗代の水口に立てるという祭りです。山の神が田の神になるという信仰のみられる祭りとして注目されます。
栗原市の花山鉄砲まつりは伊達藩の宿老遠藤守信の奥方が、病弱な幼君の健康を願って蔵王権現御嶽神社に祈願したところ、御利益があったため、鉄砲組に礼砲を撃たせたのが起源とされています。古式鉄砲行列や子ども行列など見どころが盛りだくさんで、なかでも古式技法に乗っ取った火縄銃が一斉に銃声を轟かせる発砲演舞は迫力満点です。
8月 仙台七夕まつりは古くは藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれ、古来の星祭りの優雅さと吹き流しなどの豪華な飾り付けで全国に名が知られています。このまつりの最大の特徴は、七夕飾りが「和紙」で作られていること。各商店が多様な和紙を用い、趣向を凝らした飾り付けが華やかです。
宮城県の花は ミヤギノハギ
宮城県の鳥は ガン
宮城県の木は ケヤキ
宮城県県の獣は シカ
(宮城県の公式ホームページ)
