富山県の有名なお祭り

越中八尾曳山祭 提灯山車

写真提供:(公社)とやま観光推進機構

おわら風の盆

城端むぎや祭

富山県は日本列島の日本海側のほぼ中央に位置している。かってこの地の広域が「高志(越)の国」と呼ばれ、のちに新潟県が越後、福井県が越前、富山県が越中の国と呼ばれるようになった。富山県は、日本海の風が運んでくる冷気が山壁にあたって豪雪を降らせ、長く雪に閉ざされる生活を余儀なくされるが、雪解けと共にやってくる春は限りない躍動の喜びを与えます。その喜びが富山県の祭りに反映している感じです。
小正月の行事塞の神まつりは火祭りに正月小屋を設けるという全く珍しい祭りです。塞の神の石塔の前にわら小屋を作り、左義長と同じく注連飾りや書初め、藁、また米や豆などをこの小屋に入れ、最後に白木に男女二神の顔を描いた塞の神を安置する。そして、子供たちが塞の神の歌を歌いながら火をつけて燃やします。
江戸時代には宗教上の俗信を言いたてて、合力を乞い、物貰いをする宗教的大道芸人が多く巷を徘徊していたが、願人坊主もその一類で、その願人坊主の踊りが願念坊踊りです。造花をつけた二階傘を中心ににしてそのまわりで踊る。墨染の法衣をつけた踊り子が本来のものであったが、女物の長襦袢を着た男性や女性の踊り手も加わり、尺八、三味線などの楽器に合わせて踊ります。
砺波市の出町神明宮の春季祭礼に出る山車では、山車の上に設けられている舞台で出町子供歌舞伎曳山が演じられます。この種の曳山子供歌舞伎は、全国的にみてもその例が少なく、石川県、滋賀県、岐阜県などで伝承されています。子供歌舞伎といっても大人の演じる歌舞伎狂言をそのままに子供が演じてみせるので、大人にはないあどけない演技が可憐で、観る人々を楽しましてくれます。
5月の高岡御車山祭には7台の御車山が曳き出されます。御車山は台車(地山)、台上の飾りつけ(飾り山)、鉾と花傘に分けられるが中心は神を迎える鉾です。この鉾を立てることによって神が来臨し、その来臨する神を迎えるために、美しい飾り付けが行われ、花傘もまたその鉾を引き立てているのです。工芸の盛んな土地柄で漆工と金工の粋をつくした美しさは見ごたえがあります。
福野夜高祭は、竹の枠に和紙を張り、宝船や打手の小槌などの立体的な大きなあんどんを作ったり、武者絵などを描いたりしてこれを赤く彩色する。このあんどんに灯を入れ、これをかついで町内を練る。夜空に巨大なあんどんの灯が映えて美しい。最大の見どころは、2日の日付が変わる頃から始まる呼び物の「引合い」で、威勢のいい拍子木とともに、若衆が相手方の行燈を壊し合います。その激しい「引合い」は、見る者を釘付けにする迫力があります。
富山市八尾町の春の祭り越中八尾曳山祭に、三味線、笛、太鼓の奏でる古式ゆかしい典雅な曳山囃子につれて、凛々しい若者達が揃いの法被姿で曳く六基の曳山は、天守閣のような豪華な二重の屋根型造りで、高山祭の御殿曳山の系統のものです。鏡町の獅子が露払いをつとめるが、この獅子舞はいわゆる金蔵獅子で、これも岐阜県の飛騨地方に多く伝えられているもので、その文化圏が共通しているのが感じられます。
伏木曳山祭・けんか山には6台の山車が出ます。昼間は花傘を飾った山車ですが、夜になると、300余りの提灯を吊るした提灯山になり、これに灯が入って幻想的な世界が繰り広げられます。やがて山車同士がぶつけ合いをはじめ、提灯の灯が大きく揺れて祭りは最高に盛り上がります。けんか山車祭りといわれるゆえんです。
山王祭は富山市の山王町にある日枝神社(ひえじんじゃ)の春の例大祭で、地元の人々に「さんのんさん・さんのんはん」と親しまれています。迫力満点の獅子舞や神輿渡御も見どころですが、約600店の露店が立ち並び約50万人の人出で賑わいを見せます。
夏の魚津たてもん祭りは高さ15メートルもある心柱に横木を組み込み、絵や文字を描いた「額あんどん」「えびすあんどん」を吊り、80余りの提灯もつけて夜には灯をともす。これを「たてもん」と呼び、囃子にあわせて青年たちが八方に張った綱を引くたびに夜空に大きく揺れ動く、豪華で勇壮なまさに港町の海の男たちの祭りです。
富山市婦中町の熊野神社の秋祭りに熊野神社の稚児舞が演じられます。舞人は大稚児二人、小稚児二人で、太鼓と笛の囃子で舞い演目は七曲あります。この稚児舞は京都の加茂神社から伝えられとも同じ京都の吉田神社からともいわれている。こちらでは「かっとんど」という俗称で親しまれているが、これは稚児舞の曲譜からでたもので、演奏の太鼓が「カットンド、カットンド」と聞こえるからです。
全国的に名が知られている踊りとして富山市八尾町の越中おわら風の盆があります。哀愁をおびた唄声とお囃子はやし、奏でる三味線や胡弓・太鼓の織りなす「越中おわら節」が流れる町中を、直線的な手振り踊りの男踊りと、優美な姿で踊る女踊りが交錯して、美しい踊りの波が通りを流れます。この「風の盆」は二百十日の風を和らげる風の祭りです。
「むぎや節」が盛大に歌い踊られる城端むぎや祭は、「むぎや節」の哀調を帯びた旋律と、男衆が織りなす勇壮で風格あるむぎや踊りのコントラストが多くの人々を魅了し続ける祭りです。また、この祭りでは、むぎや踊り競演会やむぎや節コンクール全国大会、総踊りなども開催されます。
こきりこ祭りは白山宮の秋季祭礼です。境内で古代民謡「こきりこ」を中心に五箇山民謡の数々が披露されます。こきりこは「ささら(桧板を紐で結わえたもの)」を鳴らしながらの優雅な踊りで、こきりこ総踊りと呼ばれるイベントでは、町の人たちが輪になり、会場全体でこきりこを躍ります。

開催日開催地お祭りYouTubeWikipedia
1月7日
砺波市厄年祈祷祭(厄払い鯉の放流)厄払い鯉の放流が行われる
1月15日に近い日曜日入善町塞の神まつり(入善町公式ホームページ)
塞の神まつり(邑町のサイノカミ)
塞の神まつり
1月中旬高岡市日本海高岡なべ祭
日本海高岡なべ祭
4月第2日曜日
小矢部市願念坊踊り高砂山願念坊祭り
高砂山願念坊祭り
4月17日
氷見市まるまげ祭りまるまげ祭
4月17日・18日
氷見市ごんごん祭り氷見 ごんごん祭り
4月22日南砺市五箇山春祭り
五箇山 皆葎の獅子舞
4月第4日曜日
小矢部市酒とり祭り(小矢部)小矢部の奇祭 酒取り祭
4月29日
小矢部市石動曳山祭石動曳山祭
石動曳山祭
4月29日・30日砺波市出町子供歌舞伎曳山
出町子供歌舞伎
5月1日
高岡市高岡御車山祭高岡御車山祭
高岡御車山祭
5月1日から3日
南砺市福野夜高祭
福野夜高祭
福野夜高祭
5月3日
南砺市よいやさ祭り
井波よいやさ祭り 獅子舞
よいやさ祭り
5月3日
富山市越中八尾曳山祭
越中八尾 曳山祭
越中八尾曳山祭
5月4日射水市下村加茂神社やんさんま
下村加茂神社やんさんま
やんさんま祭り
5月5日
南砺市城端曳山祭り
3年ぶりの開催!城端曳山祭
城端曳山祭
5月14日・15日
高岡市伏木曳山祭・けんか山伏木曳山祭 けんか山
伏木曳山祭
5月17日・18日
富山市岩瀬曳山車祭岩瀬 曳山車祭
岩瀬曳山車祭
5月下旬
富山市売比河鵜飼祭
売比河鵜飼祭
5月31日から6月2日
富山市山王祭富山 山王まつり 神輿・獅子舞
山王まつり (富山市)
6月の初卯の日
射水市加茂神社・御田植祭
6月第1金・土曜日
小矢部市津沢夜高あんどん祭り津沢夜高あんどん祭り
津沢夜高あんどん祭
6月第1土・日曜日
砺波市
庄川観光祭庄川観光祭 夜高行燈
庄川観光祭
6月第2金・土曜日
砺波市
となみ夜高まつり砺波夜高祭
7月3日から7日
高岡市
戸出七夕まつり
戸出七夕まつり
戸出七夕まつり
7月13日から15日
氷見市氷見祗園祭り氷見祇園祭り
氷見祇園祭
7月下旬南砺市福光ねつおくり七夕祭福光ねつおくり七夕まつり
8月1日から7日
高岡市高岡七夕まつり高岡七夕祭り
8月第1金・土曜日
魚津市たてもん祭り
たてもん祭り
たてもん祭り
8月第1土曜日
氷見市ひみまつりひみまつり花火大会
8月第1土・日曜日
富山市
富山まつり富山まつり
富山まつり
8月中旬の土・日曜日
滑川市ふるさと龍宮まつりふるさと龍宮まつり
8月25日富山市熊野神社の稚児舞
越中の稚児舞
熊野神社の稚児舞 (富山市)
9月1日から3日
富山市越中おわら風の盆富山 おわら風の盆
おわら風の盆
敬老の日直前の土・日
南砺市城端むぎや祭城端むぎや祭 お小夜節
城端むぎや祭
9月23日
射水市海老江曳山まつり海老江曳山まつり
海老江曳山祭
9月23日・24日
高岡市福岡町つくりもんまつり
福岡町つくりもんまつり
つくりもんまつり
9月25日・26日南砺市こきりこ祭り
こきりこ祭り
こきりこ節
9月下旬の土・日曜日富山市富山まつり
富山まつり おわらステージ
10月1日
射水市新湊曳山まつり新湊曳山まつり
11月上旬南砺市南砺菊まつり
南砺菊まつり

富山県の花はチューリップ
富山県の鳥はライチョウ
富山県の木は立山杉

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