お祭りりんく 市・だるま市・酉の市 (西日本)

   注目のお祭り

関西の春の訪れを告げる行事としては
まず、3月12日深夜に行われる、燃え盛る松明をもって堂内を駆け抜ける火の祭典、奈良の東大寺 二月堂修二会 (お水取り)がよく知られています。
滋賀では、琵琶湖東岸に春を呼ぶ近江八幡市日牟禮八幡宮の左義長まつり、西岸近江舞子に春の訪れを告げる比良の例祭、比良八講など。
京都では嵯峨野に春を告げる、お釈迦さまが入滅された日に勤める涅槃会に合わせた、清凉寺の嵯峨お松明式、この日には嵯峨大念仏狂言の公演もあります。
大阪で春の訪れを告げる花には、桜や梅などがあり、桜の名所は何と言っても、造幣局 桜の通り抜けです。
兵庫県は、但馬に春到来を告げる豊岡市出石町の出石初午大祭と養父市のお走り祭りがあり
和歌山では梅や桜、湯浅町のシロウオまつりなどが春の訪れを告げる風物詩として知られています。


岡山県 備前岡山京橋朝市

写真提供:岡山県観光連盟

長崎県 早岐茶市

写真提供:(一社)長崎県観光連盟

都道府県開催日開催地お祭りYouTubeWikipedia
滋賀県毎月18日大津市石山寺 牛玉さん(門前市)石山寺
京都府1月21日
京都市南区
東寺 初弘法東寺 初弘法東寺
京都府1月25日
京都市上京区
北野天満宮 初天神北野天満宮 初天神菅原道真
京都府11月初旬(10月末)の約5日間京都市左京区秋の古本まつり京都秋の古本まつり知恩寺
京都府毎週日曜日(年始休有り)京都市左京区大原ふれあい朝市大原朝市大原 (京都市)
大阪府7月最終土曜日堺市堺大魚夜市
大魚夜市大魚夜市
大阪府毎月 第1金曜日大阪市北区お初天神 蚤の市北野天満宮 蚤の市 露天神社
大阪府毎月 第2土曜日と最終土曜日大阪市浪速区木津の朝市木津の朝市木津卸売市場
大阪府毎月 第2日曜日枚方市枚方宿くらわんか五六市枚方宿くらわんか五六市枚方五六市
大阪府毎週日曜日田尻町田尻漁港日曜朝市(田尻町公式ホームページ)田尻漁港日曜朝市田尻町
岡山県2月第1日曜日真庭市北房ぶり市ぶり市北房ぶり市
岡山県毎月第1日曜日岡山市備前岡山京橋朝市
備前岡山京橋朝市京橋 (岡山市)
岡山県毎月第3日曜日倉敷市倉敷三斎市倉敷三斎市高梁川
岡山県毎月第4日曜日瀬戸内市備前福岡の市備前福岡の市長船町
広島県2月第2金・土・日曜日
三原市三原神明市三原神明市三原市
愛媛県4月-11月 毎週日曜 12月-3月 第3日曜大洲市ポコペン横丁(大洲市公式ホームページ)ポコペン横丁
高知県毎週日曜日(年始 よさこい祭日除く)高知市日曜市(高知市公式ホームページ)高知の街路市・日曜市高知市
高知県毎月第2日曜日黒潮町幡多・マーケット 海辺の日曜市海辺の日曜市
福岡県3月1日・2日大牟田市三池初市三池初市三池初市
福岡県毎週 金・土・日曜日直方市直方がんだびっくり市直方がんだびっくり市直方市
長崎県2月最終土・日曜日佐世保市愛宕市愛宕市
長崎県3月初旬の1週間島原市島原初市しまばら初市
長崎県5月の金・土・日曜日佐世保市早岐茶市
早岐茶市早岐茶市
長崎県8月上旬と下旬の土・日曜日長崎市中島川夏風情 長崎夜市長崎夜市
熊本県2月初旬から3月中旬熊本市くまもと春の植木市くまもと春の植木市
宮崎県2月第1土・日曜日
えびの市
京町二日市
京町二日市えびの市
宮崎県毎月第1・第3日曜日宮崎市いっちゃが宮崎 楠並木朝市楠並木朝市
宮崎県毎月第3日曜日串間市よかむん市よかむん市串間市
宮崎県毎月第3日曜日新富町こゆ朝市こゆ朝市出店新富町
鹿児島県2月第1土・日曜日南九州市川辺二日市雨の川辺二日市

京都府 

正月に「えべっさん」の名で親しまれる京都ゑびす神社の十日ゑびす大祭は日本三大ゑびす祭のひとつで、縁起物を求める人で大いに賑わいます。商売繁昌・家運隆盛の吉兆笹などが授与され、神楽殿では終夜、神楽の奉納が行われる。

大阪府 

商人の町大阪にふさわしい正月の祭りが十日戎です。今宮戎神社は商売繁盛として信仰が篤い。福笹を手にした参詣客が境内にあふれ、「商売繁盛笹持って来い」の掛け声が響き渡ります。

兵庫県 

1月 「えべっさん」の愛称で全国に広く知られている、西宮神社の十日えびすには毎年商売繁盛を願い百万人を超える参拝者で賑わいます。商売繁盛、家内安全を願う縁起物「吉兆」、「熊手」の授与販売、「運だめし」の福くじなどがあり、大マグロの奉納や有馬温泉の献湯、開門神事福男選びといった行事が行われます。とくに福男選びは、毎年数百人の足自慢が集い、大門が開くと同時に境内の参道約200メートルを本殿めがけて疾走する神事で全国的にも有名です。

広島県 

「神明祭」とは、もともと、左義長と小早川一族が重んじた伊勢信仰が習合したものです。2月の三原神明市は当日露店が軒を並べ、飾り人形とともに近頃はダルマ市が名物となり、三原駅前には大トンドが飾られ左義長の名残りが今も残されています。

長崎県 

400年余り前の安土桃山時代、交通の要衝であった早岐では、漁師や農民らが山海の幸を持ち寄って物々交換したのをきっかけに「市」がたつようになりました。5月の早岐茶市は最盛期の江戸末期から明治の中頃にかけては600隻もの船が集結し、九州の茶の相場は早岐で決まるとまでいわれました。沢山の山海産物店や金物店、苗物、陶器店などの露天商が並び、早岐茶市は今でも活気に溢れています。

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