埼玉県の有名なお祭り

熊谷うちわ祭

川越まつり

写真提供:(一社)埼玉県物産観光協会 複製・再転載禁止

秩父夜祭

ちちびあん, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

埼玉県の北部、秩父などは昔からずっと埼玉に生まれ育った人が多くいますが、南部は他の都道府県から移住してきて移り住んだ人が多い地域です。どちらにしても東京に近いので、東京から入ってくる様々な文化を受け入れている一方、昔からあった文化と上手に融合させてきた歴史があります。
秩父の雛祭りは月遅れで行われ、川原でオヒナゲエ(お雛粥)の行事がある。雛人形を飾り、粥を煮て一日を楽しく過ごすのであるが、これには穢れを流す雛流しの風習が伝えられています。この地の方言では粥をケエと言うため,オヒナゲエと呼ばれるようになりました。
塚越の花まつりでは花御堂が作られる。子供たちによって花集めが行われ、5月3日に熊野神社でオコモリをしながら、花御堂の飾り付けをする。4日には甘茶作りをしてから、誕生仏の行列が米山薬師に向かう。米山薬師に着くと花御堂の中に誕生仏を置いて甘茶かけをする。そして境内で輪になり、籠の花をめいっぱい空中へとまきます。春の早朝に山里で行われる美しく幻想的な祭りです。
豊臣秀吉の小田原攻めの時、鉢形城に陣取った北条氏邦は、5万人の豊臣勢を相手に、わずか3500人の兵力で1ヶ月余り攻防戦を続けました。この時の戦いを再現したものが寄居北條まつりです。大勢の武者隊たちが登場して市街地をパレードした後、北条軍と豊臣軍に分かれての攻防戦を行います。その様子は、戦国時代の合戦さながらの迫力です。
久喜提燈祭りは、天明3年(1783年)の浅間山の大噴火で、桑をはじめ夏作物が全滅したことによる、生活苦、社会不安などを取り除くため、祭礼用の山車を曳き廻して豊作を祈願したのが始まりと伝えられています。7台の山車が繰り出され、昼間は町内を曳き廻します。夜は約500個の提燈を飾りつけた提燈山車に早変わりして、賑やかな笛や鉦・太鼓のお囃子をのせ山車を回転させたり、山車同士をぶつけたりの大迫力です。
上尾市のどろいんきょは「隠居神輿」を泥の中でころがすことで知られています。祭典が済むと、「箕輪囃子」が奏され若者が「いんきょ神輿」を担ぎだし御神酒清められた後、水をかけられ、手荒く地面に転がされ泥だらけになります。悪疫退散を願う全国的にも珍しい祭りです。
秩父神社の秩父川瀬祭りは、「お祇園」と呼ばれているように祇園信仰を背景にした夏祭りです。各町内から花鉾・山車が曳き出され、秩父屋台ばやしの豪快なリズムが町内に響き渡る。神輿は武之鼻川原の仮宮に渡御し、祭場での神事のあと荒川の清流の中に運び込まれてもまれる。水沫がはげしく飛び散る壮絶な神輿のもみ出しです。
祇園祭の季節、天保年間に料亭が団扇(うちわ)を配ったのが評判となり熊谷うちわ祭と言われるようなった祭りで、その壮大な祭りは「秩父夜祭」「川越まつり」と並んで埼玉県の三大祭りに数え上げられています。初日には神輿の渡御があるが、山車や屋台の曳き合わせ、叩き合いには祭りの醍醐味があり、その絢爛豪華さから「関東一の祇園」と称されています。
小川の百八灯は盆の行事です。カズガラ棒、竹、ボロ切れ、空き缶、藁を集め、これで小ウシと呼ばれる灯明状のものを作り、これを400基ほど道路に並べ、祭場には大ウシを立てる。夜になると、これに点火するが、無数の灯が闇の中で灯るのは美しい。盆の送り火のひとつです。
川越市のほろ祭りは、子供がほろを背負って祭りに参加します。「ほろ」とは、桃色の和紙を取り付けた36本の竹ひごを背負いかごに取り付けたもので、ほろを背負う子供はホロショイッコと呼ばれる。ホロショイッコは化粧をし、腹かけに前掛け半天に手甲脚絆の姿で神輿行列の中で、背負いかごの中に入った鈴を鳴らしながら進みます。それほど長い距離ではないが、ほろを背負いながら練足で進むのはたいへんです。
椋(むく)神社秋の大祭に奉納する神事である、秩父吉田の龍勢は木製の筒に火薬を詰め、それに点火させて空高く打ち上げる花火の一種です。花火大会のようにさまざまに彩りを楽しむものではなく、空高く打ち上げるのが特色で農民ロケットと呼ばれています。この龍勢は秩父吉田以外には静岡県に伝えられているだけで、全国的にみても貴重な伝承といえます。
川越まつりは川越氷川神社の秋の例大祭で「氷川祭り」とも言われ、埼玉県の三大祭りの一つです。江戸「天下祭」の様式や風流を今に伝える貴重な祭礼で、精巧な人形を乗せた絢爛豪華な山車が町中を曳行され、向かい合う数台の山車が囃子で競演する「曳っかわせ」は最高潮の盛り上がりを見せます。
12月に行われる秩父夜祭の笠鉾2基と屋台4基の山車が勇壮な屋台囃子を打ち鳴らし、町中を曳き回す様子は京都祇園祭、岐阜高山祭と並び日本三大曳山祭の1つに数えられています。秩父地方が冬を迎える祭りでもあり、秩父はかって秩父絹の生産地として知られ、祭りの日には絹市が立って諸国の商人が集まり賑わいました。現在も「秩父夜祭絹市」が実施されています。
八幡神社の鉄砲祭りは笠鉾、屋台の出る祭りですが、大名行列があり、この行列の後に参道の両脇から、火縄銃と猟銃の空砲が発せられ、その中を二頭の神馬が駆け抜けるという壮観な場面が繰り広げられる。神輿渡御と、日が落ちた後の川縁で火を焚きあげながら行われる川瀬神事もあり、また、屋台の上では歌舞伎が上演されるなど、年の暮を賑わせる祭りとして知られています。

開催日開催地お祭りYouTubeWikipedia
1月3日
川越市初大師だるま市
初大師だるま市
2月中旬から3月上旬
鴻巣市鴻巣(こうのす)びっくりひな祭り
鴻巣びっくりひな祭り
3月第2日曜日
秩父市山田の春祭り
山田の春祭り
3月上旬の日曜日
長瀞町長瀞 長瀞火祭り長瀞火祭り
4月3日小鹿野町オヒナゲエ(お雛粥)
河原で祝う月遅れのひな祭り
4月4日
秩父市秩父神社 御田植祭
秩父神社御田植祭
5月3日・4日秩父市塚越の花まつり
塚越の花まつり
5月3日・5日
春日部市春日部の大凧あげ祭り
春日部大凧上げ祭り
5月中旬の日曜日
寄居町寄居北條まつり寄居北條まつり
7月12日から18日
久喜市久喜提灯祭り(久喜市公式ホームページ)久喜提燈祭り
久喜の提灯祭り・天王様
7月15日・16日
桶川市桶川祇園祭
桶川祇園祭
7月中旬の土曜日
羽生市羽生てんのうさま夏祭り羽生てんのうさま夏祭り
7月の中旬の日曜日上尾市どろいんきょ
奇祭・どろいんきょ
7月19日・20日
秩父市 秩父川瀬祭り
秩父川瀬祭り
秩父川瀬祭
7月20・21・22日
熊谷市
熊谷うちわ祭熊谷 うちわ祭り
熊谷うちわ祭
7月最後の土・日曜日
川越市川越百万灯夏まつり川越百万灯夏まつり
川越百万灯夏祭り
7月31日
久喜市鷲宮催馬楽神楽 夏越祭(久喜市公式ホームページ)
鷲宮催馬楽神楽
8月第1金・土・日曜日朝霞市朝霞市民まつり彩夏祭
彩夏祭(朝霞会場)
8月第1金・土・日曜日朝霞市関八州よさこいフェスタ(彩夏祭)
関八州よさこいフェスタ
8月5日から9日
小川町
小川町七夕まつり
埼玉県小川町 七夕まつり
8月上旬杉戸町古利根川流灯まつり
古利根川流灯まつり
8月16日
秩父市
小川の百八灯小川の百八灯
8月下旬の土・日曜日
川口市たたら祭り
たたら祭り
たたら祭り
8月下旬
越谷市南越谷阿波踊り南越谷阿波踊り
南越谷阿波踊り
9月中旬から10月上旬幸手市幸手曼珠沙華まつり
曼珠沙華まつり
敬老の日の前日の日曜日
川越市ほろ祭り(川越市公式ホームページ)
ほろ祭
10月上旬の土・日曜日
坂戸市坂戸よさこい
坂戸よさこい
坂戸よさこい
10月の第2日曜日秩父市秩父吉田の龍勢
秩父吉田の龍勢
秩父吉田の龍勢
10月中旬の日曜日
所沢市ところざわまつりところざわまつり
10月第3土・日曜日
川越市川越まつり
川越まつり
川越氷川祭
11月2日・3日本庄市本庄まつり
本庄まつり
11月3日
蕨市中仙道武州蕨宿宿場まつり
中仙道武州蕨宿宿場まつり
11月3日毛呂山町古式流鏑馬祭(出雲伊波比神社)
出雲伊波比神社の流鏑馬まつり
11月第1土曜日
北本市北本まつり・宵まつり
北本まつり宵まつり
11月第1土・日曜日
寄居町寄居秋まつり
寄居秋まつり
11月第1土・日曜日
飯能市飯能まつり飯能まつり
飯能まつり
12月1日から6日
秩父市秩父夜祭
秩父夜祭 宮入り
秩父夜祭
12月10日
さいたま市大湯祭
大宮氷川神社 大湯祭
12月第2土・日曜日小鹿野町八幡神社の鉄砲祭り
小鹿野の鉄砲まつり

埼玉県の花はサクラソウ
埼玉県の鳥はシラコバト
埼玉県の木はケヤキ

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