鹿児島県の有名なお祭り

平瀬マンカイ

写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

川内大綱引

妙円寺詣り

鹿児島県は九州の最南端で、かつ、本土の最南端に位置する地形ですが、沖縄に一番近い与論島までを含む200余りの島々が含まれます。一方、本土は桜島に代表される火山地形の国で、北に向かっては山地が境を成しているので、鹿児島県は南の海に開かれた国と言えるのでしよう。このような地形と長い薩摩藩の統治の歴史からみて鹿児島県は日本古来の伝統文化と海外との交流の中から伝承された珍しい文化が同居している特色があります。
霧島市の鹿兒島神宮では盛大な初午祭があります。馬を綺麗に飾り立て、背中の鞍には御幣とハッズンという紙の振り太鼓を立て、首に沢山の鈴をつける。馬のまわりに着飾った女性の踊り子がとりまき、三味線、太鼓の囃子に合わせて踊ると馬もシャンシャンと鈴の音を響かせて動きます。牛馬の安全と五穀豊穣を祈る祭りです。
六月燈とは、旧暦の6月(現在では7月)に鹿児島県内の神社・寺院でそれぞれの日程が定められて行われているお祭りです。県民に「ロッガッドー」の呼び名で親しまれています。薩摩藩第二代藩主の島津光久が、上山寺新照院に観音堂を建立して供養のために燈籠を灯したのを、領民達が見習った事がこの祭りの始まりとされています。しかし、古来から燈明を献じて神仏に祈願する風習があり、これが習合されて、より盛んになったのではないかといわれています。
種子島の盆踊りとして横山盆踊りがあります。島津家の家老が遠島になり、愛妾が家老を慕って渡島して二人で住むが、これを知られて家老が死を命じられ、愛妾もともに死を選んだという哀話が伝えられ、これを慰霊するために踊られるようになったという。男の踊り手は麻の着物に大小を指し、カムキという頬かむりをし、女の踊り手も紫頭巾の上から花笠を冠り顔を隠して踊るのが特色となっています。
壮大な作り物の行列が出ることで知られる市来の七夕踊の作り物は張り子で、鹿、虎、牛、鶴が作られる。巨大な張り子の動物の中には人が入って動かします。虎狩りなどの劇的な所作もある楽しい行列芸があります。前踊として作り物の大張子と琉球王、大名、薙刀踊などが列をなし、次に本踊としての太鼓や鉦を持った太鼓踊が続き、ついで後踊として薙刀踊が続きます。
平瀬マンカイの祭りは午後4時頃、夕方の満潮に合わせて祭りを行う。海岸にある小高い二つの岩は、カミヒラセとメーラビヒラセの名があり、メーラビヒラセには集落の神役7、8人が立ち、カミヒラセには白衣のノロたちが立って、太鼓を打ち鳴らし、互いに歌を交わしながら手を振って海の彼方の神々への豊作祈願が行う。それが終わると、浜で八月踊りを踊ります。
9月の川内大綱引は約3000人の上半身裸にサラシを巻いた「ハダカ」と呼ばれる男たちが、互いに、長さ365メートルの大綱を引き合います。また、中央付近では、敵陣の引き隊を邪魔するため、そして、自陣の引き隊を守るため、両陣営の「押し隊」同士が、体と体を激しくぶつけ合い、攻防する勇壮な姿を見ることができます。
奄美大島の南、加計呂麻島(かけろまじま)に伝わる諸鈍シバヤは、源平の戦いに敗れて落ちのびて来た平資盛(たいらのすけもり)一行が、土地の人々と交流を深めるために伝えたのが始まりと伝承されています。 紙製の仮面カビディラをつけ、狂言風にさまざまの芸能演じる、本土や沖縄の芸能が取り込まれた珍しい芸能です。即興的狂言、人形劇を含めて現在11演目が受け継がれ、諸鈍集落の大屯神社で披露されています。
日置市の妙円寺は島津義弘の菩提寺です。妙円寺詣りは、慶長5年(1600年)の関ケ原の戦いで西軍に与していた義弘が、ようように敵前突破して帰国をした。その義弘の菩提を弔って参拝するのがこの祭りです。当日は鎧冑に身を固めた勇壮な武者行列のほか、市内を代表する民俗芸能などが披露され県内各地から多くの人が訪れます。
俗に「春くる鬼」と呼ばれる甑島(こしきじま)のトシドンは鼻の高い異形の面をつけ、蓑笠で変装した者が家々に現れ、さまざまに子供を諭す。さらに子供を四つん這いさせて、その背中に大きな餅を乗せる。この餅を「としもち」と呼ぶが、これは新年の丸い玉(魂)で、今日の「お年玉」の原形を示しています。

開催日開催地お祭りYouTubeWikipedia
旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日
霧島市鹿児島神宮初午祭
霧島市鹿児島神宮の初午祭
4月29日
志布志市志布志お釈迦まつり
志布志お釈迦まつり
5月1日から3日
南さつま市吹上浜砂の祭典吹上浜砂の祭典
6月第1日曜日 
日置市せっぺとべ(日置市公式ホームページ)せっぺとべ写真集
6月10日霧島市霧島神宮斎田御田植祭
霧島神宮御田植祭
6月第3日曜日姶良市加治木くも合戦
加治木くも合戦
旧暦の5月28日
鹿児島市曽我どんの傘焼き
曽我どんの傘焼き
7月第3土曜日
南九州市知覧ねぷた祭(南九州市公式ホームページ)
知覧ねぷた祭り
7月中旬の土・日曜日
霧島市霧島国分夏まつり
霧島国分夏祭り
7月23日南さつま市竹田神社夏祭り
竹田神社夏祭り
7月
鹿児島市
六月灯
六月灯
六月灯
8月初めの土・日曜日枕崎市枕崎港まつり
枕崎港まつり
旧暦の7月7日に近い日曜日西之表市横山盆踊り
横山盆踊り
8月7日に近い日曜日いちき串木野市市来の七夕踊(鹿児島県公式ホームページ)
市来の七夕踊
8月上旬の土・日曜日
与論町ヨロンサンゴ祭りヨロンサンゴ祭 舞弦鼓演舞
旧暦8月初めの丙(ひのえ)の日
龍郷町平瀬マンカイ(龍郷町公式ホームページ)平瀬マンカイ祭祀の様子
旧暦の8月初丙の日龍郷町ショチョガマ(龍郷町公式ホームページ)
ショチョガマ祭祀の様子
旧暦8月15日南九州市十五夜そらよい(鹿児島県公式ホームページ)
そらよい
9月秋分の日の前日
薩摩川内市川内大綱引川内大綱引
旧暦の9月9日
瀬戸内町諸鈍シバヤ
大屯神社祭 諸鈍シバヤ
旧暦9月14日
日置市妙円寺詣り
妙円寺詣り
10月第3日曜日肝付町高山やぶさめ祭
一心一矢 高山流鏑馬
10月下旬の日曜日南大隅町ドラゴンボートフェスティバル
ドラゴンボートフェスティバル
11月2日・3日
鹿児島市おはら祭おはら祭 総踊り
おはら祭
11月3日
曽於市弥五郎どん祭り(曽於市公式ホームページ)弥五郎どん祭り
11月第1日曜日
薩摩川内市薩摩川内はんやまつり
薩摩川内はんやまつり
11月初旬から下旬鹿児島市仙巌園の菊まつり
秋の仙巌園 菊まつり
11月第2週土曜日南九州市ちらん灯彩路
ちらん灯彩路
12月1日から翌年1月31日
鹿児島市みなと大通り公園イルミネーションみなと大通り公園イルミネーション
12月31日薩摩川内市甑島(こしきじま)のトシドン
甑島のトシドン子
トシドン

鹿児島県の花はミヤマキリシマ
鹿児島県の鳥はルリカケス
鹿児島県の木はクスノキ

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