秋田県の有名なお祭り

横手のかまくら

秋田竿燈まつり

西馬音内盆踊り

北方に位置する秋田県は温暖な地ではない。冬は雪の舞う寒風が荒れ狂い、夏にも時には冷害が襲う。そんな厳しい北国の気候風土に生きて、美人や美酒、肥沃な秋田平野からは美味しいお米を育ててきた秋田県人は自然に対する信仰心が厚いと言われ、祭りにも色濃く出ているようです。
ぼんでんの祭りは秋田県下に八十余りあります。その中で三吉梵天祭が広く知られています。この祭りは梵天と呼ばれる竹のかごに布や五色の紙を飾りつけたものを担ぎながら神殿までを競い合うお祭りで、境内を激しくもみ合いながら奉納する様子は、その勇壮さから「けんか梵天」とも呼ばれています。
「かまくら」と呼ばれる民俗行事は秋田県の各地にあるが、雪をトーチカのように固め、その雪洞の中に水神様を祀り、子供たちが集まって遊ぶ横手のかまくらが代表的なものです。中に子どもたちが入って、「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」といいながら、甘酒やおもちをふるまいます。
願人踊の願人とは、山伏、修験者のことで、大阪の住吉踊りから発したされる願人坊踊りの系譜に連なるものされます。八郎潟町に伝えられたのはおおよそ300年前と言われ、裾をはしょった女物の長襦袢の羽織、前垂れを腰から下げた踊り手の、奔放でリズミカルな踊りが特徴です。途中、歌舞伎仮名手本忠臣蔵五段目の山賊、「定九郎」と爺ちゃ「与市兵衛」が登場して演じる寸劇が踊りをより一層楽しいものにしています。
にかほ市象潟町小滝地区に伝わる小滝のチョウクライロ舞は国の重要無形民俗文化財に指定され、金峰神社祭礼におこなわれる延年の舞です。境内にはチョウクライロ山という土舞台があり、この舞台でしか舞うことができないものとされてきた。チョウクライロとは「長(ちょう)久(く)生(ら)容(いろ)」からきていて、長く久しく生きる容(すがた)の意味で延命長寿を祈って演じられる舞とされます。
夏の秋田市土崎の神明社の大祭が土崎港曳山まつりです。この祭りには二十台余りの山車が曳き出されて大賑わいになります。北前船でやってきた上方の商人たちが、土地の者とともに山車を曳きはじめたのがはじまりといわれています。山車に飾りつけられる人形は、表は武者人形ですが、裏の見返しにはさまざまの新しい趣向が盛りこまれていて、その人形が伝統ある山車を現代に結びつけているようです。
東北三大祭の一つで観光的な祭りを代表する秋田竿燈まつりでは、46個の火の入った提灯を吊るした竿燈を絶妙なバランスで手のひら、額、肩、腰などに移していく曲芸のような技に圧倒されます。まつりに出る竿燈は200本を超えるので、それらが一斉にゆらめくのを見るのは壮観です。竿燈全体を稲穂に、吊るされた提灯を米俵に見立て、五穀豊穣を祈願します。
西馬音内盆踊りは、彦三頭巾と呼ばれる黒い頭巾で顔を隠しているのが異様ですが、これは祖霊の帰ってきた姿という伝承になり、また、端縫いと呼ばれる端切れを組み合わせた衣装は、祖母や母の着物の布地を綺麗に縫い合わせてあり、その衣装を身に着けることで祖先の霊とともに踊るという伝承をも残しているのは、いかにも盆踊りの性格を示しています。
大太鼓を打ち鳴らす毛馬内盆踊りは、通りの数か所に篝火が焚かれ、揃いの半纏姿の地区内の若者たちによる「呼び太鼓」の音により、篝火を囲んで細長い輪を作り踊ります。踊りは、祖先供養の意味をもつといわれる「大の坂踊り」と、より娯楽的な「甚句踊り」の二つがあり、最初に太鼓と笛の囃子が付く「大の坂踊り」が踊られ、続いて歌のみによる「甚句踊り」が踊られます。
日本一の祭り囃子とも称賛される鹿角市花輪の花輪ばやしには各町内から十台の屋台が曳き出される。「花輪囃子」と呼ばれているように屋台囃子に特色があります。十曲を超える囃子の曲目があり、それぞれが変化に富んでいる。囃子の構成は、小太鼓二、打太鼓八、横笛三、三味線二、鉦一を原則としているが、屋台によってその構成に差異があります。
藤里町の浅間神社例大祭で奉納される藤琴豊作踊りは全体が大名行列をかたどり、棒使い、鋏箱、槍持ち等が先頭にたち、馬上の武士、御輿等と行列を組んで家々を周ります。奴は奴踊り、棒持ちは棒使い、槍持ちは槍踊り、馬上の武士は、いわゆる駒踊りと称する馬の頭と尾をかたどった木枠を腰に付け、後ろには旗をさし甲冑のような衣装を身にまといます。両肩には「羽」と呼ばれる袖を付けますが、この「羽」を両ひじで勢いよく跳ね上げるのが特徴で躍動感あふれる舞です。
人形を飾りつけた飾り山の山車をぶつけあったり、山車の前舞台で可憐な秋田おばこの踊りが踊られたりする祭りが 角館祭りのやま行事です。飾り山が通りで出会うと、二台の飾り山が激しくぶつかり合うので喧嘩祭りの異名もつけられています。「秋田おばこ」や「秋田甚句」で踊る秋田おばこは、かっての秋田の野良着姿で踊るが、それがとてもすがすがしく感じられます。
大晦日の行事として全国的に有名な男鹿半島のなまはげがあり「春来る鬼」を迎えます。「なまはげ」とは、冬の間火のそばにいると脛(すね)に赤い斑点ができる。これを「なもみ」と言い、これを剥ぐ「なもみ剥ぎ」から、「なまはげ」になったと言われる。つまり「なもみ」を作るような怠け者になるなとの警告がこめられているのです。

開催日開催地お祭りYouTubeWikipedia
1月2日
鹿角市大日堂舞楽(鹿角市公式ホームページ)
大日堂舞楽
大日堂舞楽
1月17日
秋田市三吉梵天祭
太平山三吉神社梵天祭
2月10日仙北市上桧木内の紙風船上げ
上桧木内の紙風船上げ
上桧木内の紙風船上げ
2月11日
大仙市川を渡るぼんでん
川を渡る梵天
2月第2金・土・日曜日
男鹿市なまはげ柴灯(せど)まつり なまはげ柴灯まつり
なまはげ
2月第2金・土・日曜日
大館市アメッコ市(大館市公式ホームページ)大館アメッコ市
アメッコ市
旧暦1月15日
大仙市刈和野の大綱引き
刈和野の大綱引き
2月15日・16日
横手市横手のかまくら横手のかまくら、今年も静かに
かまくら
2月第3土曜日大仙市鳥子舞・大曲の綱引き
大曲の綱引き
5月3日から5日横手市秋田スカイフェスタ
秋田スカイフェスタ、3年ぶり
5月5日八郎潟町願人踊
願人踊(秋田県八郎潟町)
5月最終土曜日にかほ市小滝のチョウクライロ舞
小滝のチョウクライロ舞
6月第2土・日曜日
湯沢市小町まつり小町まつり 小町おどり
6月下旬
大仙市鹿島流し
7月14日・15日
北秋田市綴子神社例大祭北秋田市 綴子神社例大祭
綴子大太鼓
7月20日・21日
秋田市土崎港曳山まつり土崎港曳山まつり
土崎神明社祭の曳山行事
8月3日から6日
秋田市秋田竿燈まつり秋田竿燈まつり
竿燈
8月5日から7日
湯沢市七夕絵どうろうまつり七夕絵どうろうまつり
七夕絵どうろうまつり
8月6日・7日
能代市能代ねぶながし(能代市公式ホームページ)能代役七夕(ねぶながし)
能代役七夕
8月7日・8日
鹿角市花輪ねぷた
花輪ねぷた
8月14日・20日にかほ市釜ヶ台番楽
釜ヶ台番楽
8月16日
横手市送り盆まつり
横手の送り盆まつり
8月16日から18日
羽後町西馬音内盆踊り
西馬音内盆踊り
西馬音内の盆踊
8月19日・20日
鹿角市花輪ばやし鹿角市 花輪ばやし
花輪ばやし
8月21日から23日
鹿角市毛馬内盆踊り
秋田鹿角・毛馬内盆踊り
毛馬内の盆踊
9月7日・8日藤里町藤琴豊作踊り
藤琴豊作踊り
9月7日・8日・9日
仙北市角館祭りのやま行事(仙北市公式ホームページ)
角館祭りのやま行事
角館のお祭り
9月敬老の日直前の土・日曜日
横手市浅舞八幡神社祭典
浅舞八幡神社祭典 宵宮
12月31日
男鹿市男鹿のナマハゲ
男鹿のナマハゲ

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